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18年ぶりに北京公式訪問 関係改善へ弾み

18年ぶりに北京公式訪問 関係改善へ弾み

 舛添要一都知事は1日、定例記者会見を開き、友好都市である北京市を18年ぶりに公式訪問したことを報告し、都市外交の推進に一定の成果があったと手応えを述べた。
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 北京市長の招きで実現した今回の訪中。4月24日から26日までの3日間の中で、王安順北京市長をはじめ、汪洋副首相、元外相の唐家璇中日友好協会会長など中国政府要人と会見した。王安順北京市長とは1時間半に渡って会談し、PM2.5などの環境問題への技術協力をはじめ、産業振興、交通渋滞、医療、オリンピックなどの諸問題について協力関係をさらに推進することで合意。特に中小企業支援を推し進めていく考えで、11月に東京で開催する産業交流展に北京市の企業出展を予定。また、北京市は、アジネット21という都市間交流のネットワークから脱退しているため復帰を促したという。
 帰国後の4月28日、舛添知事は首相官邸を訪れ、安倍総理と菅官房長官に、出発前に総理から託された日中関係改善の意向を伝えたことを報告したほか、中国も関係改善に意欲的であったことを説明。短期間であったが、18年間の溝を埋める一定の成果があったことを強調した。
 また、11月に北京で開かれるAPECにおいて首脳会談を成立させ、ハイレベルにおける経済協力関係の構築を実現させることが日中関係の改善に繋がるとの考えを述べた。
(2014-05-01)

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