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都響新理事長に近藤誠一前文化庁長官が就任

都響新理事長に近藤誠一前文化庁長官が就任

 来年1月から東京都交響楽団の新理事長に、前文化庁長官の近藤誠一氏が就任することとなった。
 近藤氏は、昭和47年に外務省入省後、ユネスコ日本政府代表部特命全権大使や駐デンマーク特命全権大使を歴任。文化庁長官在任期間中は、三保松原を含めた富士山の世界遺産登録を実現させるなど豊富な業績が評価された。
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 都響は前回の東京オリンピックのレガシーとして設立され、来年は創立50周年を迎える。今後、都響が、2020年東京五輪に向け存在感を高め、世界トップクラスのオーケストラへの飛躍を目指すためにも、国際感覚の優れた近藤氏の活躍がその試金石になると抜擢された。来年4月には、世界的な指揮者の大野和士氏が都響音楽監督に就任する。
 舛添知事は「文化の香りの高い世界一の都市とするためにも、東京都交響楽団の活躍を期待したい」と述べた。
 また、12月10日から全国的に拉致被害者救出に向けた啓発活動が展開されることに伴い、東京都も12月10日から15日まで第一本庁舎45階南展望室で「拉致被害者救出運動 写真パネル展」を開催する。拉致被害者の思い出や救出運動、東京都関連特定失踪者の写真パネルが展示される。
 同時に、12月4日から10日までの「人権週間」にちなみ、都も人権週間キャンペーンを実施する。12月13日に東村山市、17日に葛飾区で「講演と映画の集い」を開催。東村山市では元Jリーガーの宮澤ミシェル氏が「外国人との共生社会の実現」について講演するほか、葛飾区では登山家の田部井淳子氏が、「高齢者がいきいきと暮らせる社会の実現」について語る。
(2014-12-05)

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