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行政、報道の姿勢にみる日本の現状 2

 「豊洲」「森友」に共通しているのは何か。両方とも税金関係ということだ。
「豊洲」。土壌汚染が明らかな土地だったら、当然買主側に土壌を改良、使える土地にして売るのが当然。小学生でもわかることではないのか。それを800億以上都が負担、なぜ東京都は豊洲にそこまでこだわったのかが、一番知りたい疑問だ。
「森友」。同じように国有地。いくらディスカウントしようが自分の腹はいたまない。腐った役人の発想だ。もしかしたら、隠ぺいの本質は不法投棄を放置したことを隠したかったのかもしれない。マスコミの人たちも少し視点をかえたらどうか。

さらに今日のテレビでいつの間にか東京電力が値上げ。東北大震災の費用に補てんしていたそうだ。社員、役員の給料も一時は半分ほどになったが、いまはほぼ元の水準。国有地、東京ガス、東京電力。いずれも国策会社あるいは国民の財産。その共通項のなかで問題がでているのは、ただの偶然だろうか。考えてほしい。

 是々非々論。いつからこの国はこんなくだらない国になってしまったのか。政治家、官僚、マスコミ、昔はみんな誇りを持ってこの国のために仕事していた。責任のなすりつけとともにどうでもいいような報道に終始、この国はいったいどうなっていくのだろうか。決して正しい方向にいっているとは思えない。毎日狂想曲に踊っているだけで、まったくこの国の将来が私には見えない。
(2017-03-12)

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原宿新聞編集長 佐藤靖博

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