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2040年に向けた東京のグランドデザイン  都が素案公表

2040年に向けた東京のグランドデザイン  都が素案公表

 東京都は8日、2040年代に目指すべき東京の都市の姿とその実現に向け、都市づくりの基本的な方針と具体的な方策を示した「都市づくりのグランドデザイン」の素案を公表した。本計画は、目指すべき都市の姿や戦略を明らかにすることを主眼とし、その達成に必要な財源やスケジュールを規定するものではなく、社会経済情勢の変化への適応や、持続可能な成長を促すため、おおむね四半世紀先の未来である2040年代を目標時期として設定したという。
 2040年代というのは、東京は高齢化率が約3割に達する。人類史上初の少子高齢、人口減少社会を迎え、三環状道路の概成や、リニア中央新幹線の開業、羽田空港の機能強化、自動運転の実用化など幅広い分野の技術革新、価値観やライフスタイルの変化が想定される。  
 こうした社会の変化を見据え、本計画では、東京の都市構造について、「交流・連携・挑戦の都市構造」を目指すとし、高密な鉄道ネットワークや、三環状道路、空港・港湾機能などのインフラの充実と最大限の活用。より広域的な日本各地や海外との交流・連携の促進。その交流を支えるためのイノベーションの源泉となる挑戦の場の創出。区部と多摩の広域拠点が、これらの東京圏の活力を牽引し、持続的に発展する高度成熟都市の実現を目指すとした。
 そして、目指すべき都市像となる4つの基本方針として、‥豕2020大会を日本に新たな成熟をもたらすチャンスと捉え、少子高齢化や人口減少などの課題も強みに変えていく「高度成熟都市」の実現を目指す、長期的な観点から環境・社会ガバナンス(ESG)の考え方を取り込みながら都市づくりを進め、東京の持続的な発展を目指す、K笋發譴討い訝楼茲了餮擦笋發里鼎りの技術など東京の宝を掘り起こし、東京ならではの価値を創造する、ぁ屬澆匹蠅鮗蕕蝓△泙舛鮗蕕蝓⊃佑鮗蕕襦廚箸いΥ囘世ら、農地の保全や木造住宅密集地域の解消のスピード化、多様なコミュニティの創出などに取り組む。なにより、緑は、失うときはあっと言う間に無くなるが、それを確保するには大変な時間がかかるため、東京の緑は減らさないことを肝に銘じるとしている。
 この「活力とゆとりのある高度成熟都市」を実現するために、活力にあふれる拠点づくり、自由自在な交流の実現、防災やエネルギー対策など分野横断的な7つの戦略を掲げた。
 今後、パブリックコメントを踏まえて最終案を取りまとめ、2017年夏を目途に策定・公表する予定だという。パブリックコメントは、6月19日まで実施している。
(2017-05-20)

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