原宿新聞

「知事選と反応が類似」　小池都ファ代表が都議選に手応え

　国政選挙並みの戦いとなり、各地域において舌戦が繰り広げられている東京都議会議員選挙。選挙戦も終盤を迎える中、小池知事は会見で30日、都民ファーストの会代表として「街頭演説には自然発生的に多くの都民が集まってきて、知事選の時の反応と類似してきている」と手ごたえを語った。
　一方で、学校法人「加計学園」が、自民党の下村博文幹事長代行の後援会の政治資金パーティー券を合わせて２００万円分購入していたと週刊誌に報じられた問題について、「（下村氏が）しっかりと説明されるのだと思います。選挙後になると思う」とし、下村氏が、都民ファーストの会から今回の都議選に立候補している元秘書について、内部文書を持ち出ししたと指摘していることについては、「私は存じません」と述べるにとどめた。
　また、市場の移転問題については、「（都議選の）一つの争点になると思うがトップではない。待機児童問題や空き家問題など地域によって異なる」と語った。
　都議選後も都民ファーストの会代表を続投するかについては、「都議選の真っ最中で、選挙に集中している」としながらも、「地方には、（政党代表との兼任を）こなしているいくつか例がある」と含みを持たせた。
（2017-07-01）