原宿新聞

ジムが会長・新社長就任披露、「2人3脚で、より強い体質」へ

メンズファッションを主力事業とするジム（渋谷区神宮前３丁目）が6月25日、東郷記念館で「ジム創立45周年記念、ハイパーハイパー創立25周年ならびに会長・社長就任披露パーティー」を開催、業界関係者ら250人以上が参加した。
　同社は今年6月から、本体のジム社長に三浦秀輝専務、小売事業を担うハイパーハイパーの社長に早川千秋専務がそれぞれ昇格、両社の代表取締役会長に八木原保社長が就く新体制に移行。
　1965年12月に25歳でジムを個人創業し、原宿に拠点を構えた八木原保会長は、「45周年で、機は熟した。後は、2人の新社長が2人3脚で、より強い企業体質へ」と強調した。
　ジムの三浦秀輝社長は、「現場主義をモットーに、活性化に努め、創業者の哲学、リーダーシップを継承したい」と、所信を表明。
　また、小売関連のハイパーハイパーを担う早川千秋社長も、「８店のうち６店が裏原宿に集中する強みを生かし、外国人客も多いので、レディスは“クールジャパン”の“カワイイ”を国内外に発信し、メンズではメイド・イン・ジャパンの希少性をアピールして、小粒でもキラリと光る存在に」と、ジム本体との連携を軸としたSPA（製造小売業）の一層の成長を強調した。
（2010-06-26）