原宿新聞

早朝のキラー通りで死亡事故

　渋谷区神宮前3丁目の外苑西通り（通称＝「キラー通り」）で、14日の早朝4時20分頃、タクシーと正面衝突したオートバイのドライバーが死亡する事故があった。
　調べによると、死亡したのは大田区の36歳会社員の男性。この男性は同日同時刻、1300CCのオートバイでキラー通りを走行中、突然中央分離帯を踏み越え対向車線に侵入。そのまま逆方向から向かってきた、41歳の男性ドライバーが運転するタクシーにほぼ正面から激突したもの。
　男性はすぐに慶應義塾大学病院に運ばれたが、全身を強く打っており約2時間後の午前6時15分に死亡した。鑑定によれば男性の遺体からアルコール類は検出されていない。
　これまで警視庁原宿署では男性が対向車線にはみ出した理由を調べているが、男性のバイクは1300CCと大型で馬力も大きいことから、ゆるいカーブ状となっているキラー通りでハンドル操作を誤ったとの見方を強めている。

（2006-11-15）