原宿新聞

第3回原コレに１万２６００人、上海万博の余勢を駆って

　第3回「原宿スタイルコレクション 2010 autumn」は9月12日（日）、江東区の有明スタジアムで開催され、前回を大きく回る１万2600人を動員して、盛況裏に終了した。
「原宿スタイルコレクション（略称原コレ）」は、トレンド発祥の地“原宿”をキーワードに、ファッション、ビューティー、音楽など、最新トレンドを世界へと発信するカルチャーエンターテイメントとして昨年9月に発足、今年6月には上海万博で特別開催した原コレでは2万人を超える来場者を動員、この余勢をかって、今秋の原コレを成功へと導いた。
　国内では、昨秋の第１回が6400人、今春の第2回が8600人、そして今秋の第3回が1万2600人と、急増している。
　今回のテーマは、「原宿ドリームが今、再び目を覚ます」。原コレはファッションステージ、ビューティーステージ、アーティストライブとともに、若者が夢をみることを応援し、今まで届かなかった夢の実現に向け、夢への原動力となる「夢カツ」若者の夢を応援した。　　「夢カツ」ステージでは、全国のファッション・美容学生から大きな支持を集める参加型ファッションショーイベント「5iVE STAR」とコラボレーションし、全国から集まった専門学校生らによるショーは、今回の焦点となった。
　また、今回の原コレでは、ファッション誌をはじめ7つのメディアパートナー（H＆M Press、EDGE STYLE、KERA、Zipper、CHARM、古着MIXガールズ、Used Mix）とコラボレーションしたステージでも特徴を発揮した。「EDGE STYLE」のステージでは、ダンサーが登場し、モデルと共にクールなショーを披露。「KERA」のステージでは、分島花音さんのライブと同時にファッショショーが開催され、独自のゴシック＆ロリータの世界観をアピールした。
　さらに、初めて開催した「リサイクルマーケット」は、ユーズド（古着）の愛好者らが集い、第3回原コレ成功の大きな要因となった。
　モデルとして出演したIMALUさんは、今回の原コレについて「このステージがおしゃれのきっかけになれば嬉しい」、同じく小森純さんは、「夢は公言すると叶う。だから、たくさんの人に、まずは、夢を持ってほしい。」と、若者を激励した。
　ライブアーティストとして出演したベッキー♪♯さんは、「エメラルド」を含む４曲を熱唱、土屋アンナさんは、３曲を披露して、会場を盛り上げた。
（2010-09-12）