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15日から宮下公園を閉鎖・利用禁止、渋谷区が「緊急対応」で

15日から宮下公園を閉鎖・利用禁止、渋谷区が「緊急対応」で

 渋谷区は9月15日午前7時から、“緊急対応”として、区立宮下公園の部分閉鎖を実施した。
 午前6時ごろから着手して、宮下公園の各入り口には、桑原敏武区長名で「渋谷区立都市公園条例第7条の規定に基づき、公園の一部の利用を当分の間、禁止」する旨を掲示。同じく土木部公園課名で「整備工事のため、当分の間、通りぬけできない」として、フェンスで封鎖し、警備員も多数配置している。
 これに対して、「公園のナイキ化反対」を唱え、運動の中心となってきた「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」では、「今回の抜き打ち的、暴力的な公園全面閉鎖に対して、断固糾弾」として、抗議運動を繰り広げている。常時5〜10人とされる野宿者の宿泊の確保や荷物の返還などが当面の焦点。
 守る会では、ゝ棆叱園がスポーツ公園化することによって、公共の空間が一企業の利益優先のために、一部の利用者しか使えなくなる△海侶弉茲区民や利用者などに全く知らされず、区長や一部議員のトップダウンで進められてきたこの計画が実現すれば、公園でテント生活を余儀なくされている野宿者が排除され、また集会などの表現の場が大幅に縮小されるーーなどを反対理由に掲げている。
 渋谷区では「この間、公園の荒廃が目に余るものとなり、公園管理者として適切な管理を行う必要があるため、区の責任において部分閉鎖を実施した」としており、公園内の清掃、樹木の剪定などに、約1カ月をかけるという。その後の日程は未定だが、「今後、反対団体が設置した不法占拠物を撤去するなど、法秩序回復のための適切な対応を行い、区民要望である施設計画を進め、広く区民の利用できる公園として整備」していきたいとしている。
 区ではかねてから、同公園をアメリカ系スポーツメーカーの「ナイキ」社(ナイキジャパン)とのネーミングライツ(命名権)契約に基づいて「宮下NIKEパーク」とする計画を表明しており、当初は昨年9月着工、今春完成の予定であったが、反対運動もあって、今年4月着工へと延ばし、さらにこれも延期していた。
(2010-09-15)

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