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賑わう「こどもの城」、不況と天候不順で近場に

賑わう「こどもの城」、不況と天候不順で近場に

　渋谷区神宮前５丁目の「こどもの城」が、夏休み特別期間のスペシャルプログラムで賑わっている。　
　夏休みの前半は、学校が休みになったとはいえ、母親と一緒の幼児が多かったが、８月に入ってからは小、中学生が増加、盆休みを早めに取った父親との親子連れが目立つ。「東京生まれで地方在勤の一家が、東京に“帰省”し、こどもの城に家族でやってくるケースが特徴的」という。
　不況の深刻化で、遠出はせず、近場で節約という傾向に加えて、天候不順が、こうした動きに拍車をかけており、こどもの城の入館者数は、少ない日で１日当たり１０００人、多い日で３５００人。
　夏休みの特別期間中は、８月３１日まで休館はなく、毎日午前１０時から午後５時３０分まで開いている。夏休み特別期間開催プログラムのうち、�＿鮎紊舛咾短劵廖璽覘▲好檗璽張薀ぅ札鵐好好�ール�２討澄�お化けだ！妖怪フェスタなどは、８月３１日まで休みなく続く。
　一般的な人気は音楽系、スポーツ系のイベントだが、アート、造形なども親子連れコーナーへの参加者が多い。
　たとえば、３階造形スタジオでの「アートにふれよう、オープンスタジオ〜造形菜園」は、「様々な素材や技法で野菜や果物を作ろう。作品作りを通して、食生活を楽しくおいしく過ごすきっかけにしよう」をコンセプトに、親子コーナーでは�．咼法璽觝抬△未里澆吻�かぶり菜、小学３年生以上のコーナーでは�．Ε奪漂抬△戰献魯鵐澄辞�こねロウ！お野菜――などの企画が連続的に行われていて、盛況。
　８月中旬以降も、キリ・ペタ･コラージュ、めずらし楽器にチャレンジ、がらくた楽器屋台、パズルランドなど目白押しだ。
　このほか、こどもの城はじめ渋谷駅周辺の東京都児童会館、ＮＨＫスタジオパーク、電力館、たばこと塩の博物館――の５館を回るスタンプラリーも、記念品をもらえるほか、ダブルチャンスにも挑戦できるとあって、人気企画になっている。
（2009-08-11）

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