原宿新聞

ワイス・ワイスが特別企画、29日から東京デザイナーズウイークに連動して

　グリーンな家具ブランドを目指すワイス・ワイス（渋谷区神宮前５丁目）は、10月28日（木）〜11月3日（水・祝）の東京デザイナーズウィーク（www.tdwa.com）開催に合わせて、特別イベントを企画している。
　同社は、環境配慮型の木材調達を中心にした「グリーン・プロジェクト」を開始、グリーン購入法などの基準に合致した合法木材「フェアウッド」の割合を2012年までに100％にすることを目指すほか、5年以内に国産材の調達割合を50％以上に増やすことを目標に掲げている。
　こうした基本方針に基づいて、10月29日（金）〜11月3日（水）、国産の木を使って森を守る「グリーンファニチャー展」を開催する。「ワイス・ワイス表参道」を会場に、国産材を使用した環境最先端技術による成形合板家具などを発表。初日の10月19日には、午後6時からレセプションパーティーも行う。
　また、東京ミッドタウン（港区）にあるインテリア雑貨の専門店「ワイス・ワイス トゥールス」では、 同じく10月29日（金）〜11月3日（水）の６日間、「国産材を使用した暮らしの道具展」を開催する。鹿児島から気鋭の木工職人・「盛永省治（もりなが・しょうじ）」、桐箪笥の「桐屋田中」、江戸結桶の「桶栄」、山中漆器の「我戸幹男商店」など、伝統の中に現代の息吹を感じさせる木工アイテムを揃える。
　さらに、100年かけて育った木で、100年使える家具をつくる「100年家具コンペティション〜ワイス・ワイス　グリーンファニチャーアワード2011」を行う。
　審査委員には、井上岳一、榎本文夫、大和田順子、小泉誠、佐藤岳利、中澤健一、橋本夕紀夫、藤崎圭一郎、森摂の各氏らを予定。エントリー期間は11月１日（月）から来年3月末まで。受賞者は来年11月中旬に発表し、最優秀作品を商品化する。
（2010-10-27）