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男伊達を売った 石原東京都知事 与謝野氏を批判

男伊達を売った 石原東京都知事 与謝野氏を批判

 石原東京都知事の定例記者会見が14日午後3時から都庁で開かれた。会見では、同日実施された内閣改造・民主党の役員人事問題に質問が集中、なかでも盟友で「たちあがれ日本」の共同代表だった与謝野馨氏が離党、経済財政相として入閣した件については「友人として心配している。(彼は)男伊達を売った。」と痛烈に批判した。(画像は、VIDEO NEWS参照)
 会見の冒頭、内閣改造の顔ぶれについて一言という質問に対して知事は「感想なし」を二度続けた後、「やるべきことをやってもらいたい」。続いて与謝野氏の入閣で、(与謝野氏は)東京都が主張する法人事業税について好意的な人物ではないかとの質問に対しては、税制は誰がやっても同じようなところに落ち着く。要は内閣がどう認識するかだと話した。さらに「まぁ、(彼は)男伊達を売った。君、恥かきたもう事なかれだ」と口調は静かながらも盟友の「背信」ともとれる行動をそう表現した。
 このほか、この内閣を一言で表現するとという質問には「新聞、テレビのコピーライトを俺が考えることはない。自分で考えろ」。今回の内閣改造が内閣を補強、解散が遠のいたのではないかとの質問については「そんな質問に応える立場ではない」「聞けばなんでも応えるわけではない。ここは学校じゃないんだ」と再三にわたる政局に関する質問に声を荒げる場面もあった。
 このほか、寄付が広がる「タイガーマスク運動」については「好ましくないという人はいない。このせちがない世の中で、あってもいい話だ」と評価。さらに東京マラソンのチャリティー枠(1000人の募集)で707人しか応募がなかった件については、「告知の期間が短かった。ただ、約7000万円の資金が集まり、来年につながると思う」と会見を締めくくった。(2011-01-14)

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