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【都知事会見12.2】 消費税増税は複眼的な視点が必要

【都知事会見12.2】 消費税増税は複眼的な視点が必要

 石原都知事は12月2日午後、定例記者会見を開き、政府がすすめている消費税増税の動きについて「いろんな代案をだすべき。将来的には当然上げざるおえないが、消費税だけに頼る論議は短絡的」と指摘したほか、東京マラソンのチャリティーランナーが定員に達していない状況などに言及した。(会見の模様はVIDEO NEWSで)VIDEO NEWS
 都知事は会見冒頭、来年2月26日開催の東京マラソンについて言及。チャリティーランナー3000人の募集に対し、現在1400人の応募の状態。このチャリティーの募金は、東日本大震災による孤児たちの支援などに予定されている。募集は12月16日まで。ロンドンマラソンでは60億円規模の募金が集まっていることから「自分のため、他人のためにも走ってもらいたい」と応募を呼びかけた。一般ランナーは28万の応募。チャリティーランナーは同比0.5%の状況のようだ。
 このほか、消費税増税の問題については「財政を建直すのに消費税だけに頼るのは短絡的。福祉の目的税や政府の埋蔵金の拠出などいろんな代案をだすべきだ。将来的には上げざるおえないが、なにかがないと国民は納得しない。財務省の思惑どおりにうごいている」と政府の姿勢を批判した。(2011-12-03)

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