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猪瀬知事、定例会見を約3分で打ち切り 徳洲会問題には触れず

猪瀬知事、定例会見を約3分で打ち切り 徳洲会問題には触れず

猪瀬直樹都知事は13日、都庁で定例会見を行った。会見の質疑応答で、徳洲会問題について記者から質問をされると、知事は「16・17日に開かれる都議会の総務委員会で質疑が予定されている」と回答を拒否。記者が「この会見は多くの都民が見ている」と追及すると「今日はこれまでにする」と会見を約3分で打ち切り、会場を後にした。
(VIDEO NEWS参照)
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知事は昨年12月16日にあった知事選挙直前の11月20日、「徳洲会」グループから5000万円を受領していたことが明らかになり、都議会総務委員会から集中審議を受けている。知事は5000万円について「個人的な借り入れ」と説明してきたが、受領当日の行動について食い違いがあることが判明。徳田虎雄前理事長や、徳田毅議員と交わした会話などについても「記憶にない」などと、答えをあいまいにし疑惑を深めている。

この日の会見は、2週間ぶりのものだったが、数分で打ち切る異例の事態。強制的に質疑を終了した知事に向け、「何で記者会見開いてるんですか」と厳しい声を挙げる記者の姿もあった。報道陣は会見後も言葉を求め、エレベーターに向う知事を追いかけるなどしたが、知事は無言のままだった。

会見では冒頭、台風26号で被災した伊豆大島支援のため、12月16日(月)から、2014年1月31日(金)まで、都庁第一本庁舎1階の東京観光情報センターで、伊豆大島の特産品である椿油や塩などを販売することが発表された。(西村)(2013-12-13)

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