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猪瀬知事辞任会見 記者からの質問

猪瀬知事辞任会見 記者からの質問

−−問題が発覚した11月22日から、辞職表明まで約1カ月。なぜ、ここまで辞職が長引いたのか。

猪瀬知事:私なりに疑念を払しょくさせるためにできるだけ努力をしてきた。ただ、都政をこれ以上、滞らせてはいけないと(辞職を決意をした)。(疑念について)できる限り自分の言葉で説明をしたいと思った。

−−辞職した背景には、東京電力病院の問題があるのでは。

猪瀬知事:その問題と直接関係はありません。(辞職は)一昨日、石原(慎太郎)前知事と会い、「都政をこれ以上停滞させるわけにはいかない」となった。もう一つは昨日、選対責任者だった川淵三郎さん(日本サッカー協会最高顧問)と会い、「東京オリンピックとパラリンピックを何とか成功させなければならず、ここはいったん打ち切ろう」となった。

−−5000万円の受領理由は。

猪瀬知事:繰り返し説明を申し上げてきましたが、個人的にお借りしたもので、借用書もお見せしました。有名な候補がいっぱいいたので(落選した場合)、選挙がどうなるのか不安だった。ただ当選したので、お返ししようとしていたところ、それが遅れてしまった。

−−5000万円を借りたことについて。後悔があるか。

猪瀬知事:お借りすべきではなかった。政治家をよく知らないアマチュアだったなと思う。物の考えが至らず、やや傲慢になっていたと反省している。政策について自分はかなり精通していると思っていたが、政務ではアマチュアだった。政治家として、ずっとやってきた人は、何を受け取ってはいけないか分かっている。自分は政策をやればよいと傲慢なところがあった。

−−次に就任する知事に求めたいことは。

猪瀬知事:東京オリンピック、パラリンピックをどうしても成功させて欲しい。スポーツに明るく、五輪を迎えるにふさわしい方が知事になってくれたらと思う。(2013-12-19)

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原宿新聞編集長 佐藤靖博

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