原宿新聞

サロン・デュ・ショコラ、チョコレートの魔術師４５名が開会を宣言　新宿・伊勢丹で

　フランス・パリ発祥のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」の前夜祭が１月２１日、東京・新宿であり、日仏など４５名のショコラティエ、パティシエが開会を宣言した。日本での開催は１２度目。「魔法」をテーマに、約８０のブランドが集結し、職人が技を競っている。伊勢丹・新宿店での開催は２７日まで。以後、ＪＲ京都伊勢丹、ＪＲ大阪三越伊勢丹、岩田屋本店、名古屋栄三越、仙台三越、丸井今井札幌本店などで順次展開される。

　内覧会では、ジャン＝ポール・エヴァンさんや、青木定治さんなど人気店のオーナーが直接接客を行い、来場者は購入したショコラボックスにサインをもらったり、一緒に写真を撮るなど交流を楽しんでいた。

　中でも、アイドルグループ「嵐」の松本潤さん主演で放送中のドラマ「失恋ショコラティエ」に登場するショコラを制作した「テオブロマ」には長蛇の列が。原作者の水城せとなさん（写真左）は「読者の方から、漫画に出てくるチョコレートを食べたいという声をいただいていたので、実現してうれしい」と感激した様子。再現した同店シェフの土屋公二さん（写真右）は「漫画の世界を現実化するのは大変でした。もうヘトヘトです」と振り返っていた。（西村）（2014-01-22）