ヘッドラインニュース

都が老朽化マンション再生に向け支援制度創設へ　　3地区で先行モデル事業実施

都が老朽化マンション再生に向け支援制度創設へ　　3地区で先行モデル事業実施

　都は、老朽化マンションの再生に対応するため、新たな支援制度の構築に向け、先行モデル事業に着手する。
VIDEO NEWS
　都内にある168万戸の分譲マンションのうち、昭和56年以前の旧耐震基準で建てられたマンションが約2割（36万戸）。さらに10年後には、着工から40年以上経過したものが3倍以上になる。旧耐震基準によるマンションの建替えは、無理が生じるものもあるため、新たな制度の検討が必要となったという。
　まちづくりと連携した再生事業に取り組む方針で、新制度創設に向け、今年度から3地区で先行モデル事業を実施する。対象地は、�”弊邏茲梁膾蠕掌�駅前地区、�⊃�並の方南町駅周辺地区、�Ｂ針爐凌柬�・永山地区。成果を踏まえ、平成28年度中に支援制度を創設する計画だ。
　また、都は、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向け都が整備する新規の恒久施設について「後利用の方向性」をまとめ、都が新たに整備する施設は、大会後も都民、国民の貴重な財産として末永く有効活用することを基本方針にするとした。民間の知恵とノウハウを取り入れることとし、先行して整備を進めている「オリンピックアクアティクスセンター」、「海の森水上競技場」、「有明アリーナ」、「カヌー・スラローム会場」を対象に、同運営計画の策定を支援する民間事業者の公募を開始。8月中旬までに事業者を決定する方針だ。

（2015-06-05）

最新記事一覧

ヘッドラインニュース一覧

創刊にあたり

現実をみつめる冷静な目
原宿新聞編集長　佐藤靖博

www.harajukushinbun.jp

虫に書く

事案の真相に鋭いメスを
「巨悪は眠らせない」

www.harajukushinbun.jp