原宿新聞

『大切な人と、もっと近くに。』25日まで表参道イルミネーション　　密着度合で光が変化する仕掛けも　

　表参道の冬を彩る光の回廊。ケヤキ並木の点灯式（商店街振興組合原宿表参道欅会主催）が12月1日、日本看護協会ビル前で開催され、シャンパンゴールドのイルミネーション約50万球が一斉に点灯した。
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　今年は、コミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社が、「大切な人と、もっと近くに。」をテーマにした同社クリスマスキャンペーンの一環として協賛。ケヤキ並木の中には、LINEキャラクターのブラウン＆コニーのフィギュアが1体ずつ隠されているほか、神宮前交番横の「まちかど庭園」に、12月23日〜25日の3日間限定で、恋人や友達同士で頬をくっつけると写真が撮れる「ピタフォト イルミネーションブース」を設置。相手との密着度によりイルミネーションツリーの光が変化する仕掛けがされている。

　点灯式には、LINEキャラクターのブラウン＆コニーをはじめ、元ＡＫＢ４８の板野友美さん、タレントの小島瑠璃子さんがゲスト出演。長谷部健渋谷区長、松井誠一原宿表参道欅会理事長、出澤剛LINE株式会社代表取締役社長ＣＥＯらと共にカウントダウンを行い、会場を盛り上げた。

　式典では、松井理事長が「今年協賛を頂いたLINE株式会社さんは、本社が渋谷ヒカリエにあり、神宮交差点近くにLINEショップがあるなど、この街とも非常にかかわりがある最先端の事業を展開している。そういった企業に協賛して頂き、皆さんにイルミネーションをご紹介できることを嬉しく思っている」と挨拶。出澤社長は「今年は、LINEがやってきたことそのもの『大切な人と、もっと近くに。』というテーマを設定した。色々な企画と連動しているので、このイルミネーションをきっかけに大切な人、恋人や友達、家族とより身近になれると非常に嬉しい」。長谷部区長は「（表参道のイルミネーションは）木に括り付けたそれぞれ形が違う造形美を活かしたイルミネーション。この王道のイルミネーションを楽しんで頂ければ。今日から一ヶ月、この街に明かりが灯ることを大変嬉しく思っています」と述べた。

　点灯期間は12月1日(火) 〜 25日(金)までの 25日間（ 低木の点灯期間は、2016年1月3日(日)まで）。点灯時間は日没〜21時（19日〜25日は22時まで）。
（2015-12-02）