特集/コラム

【人物登場】2006-10-03

美容師フットサル全国大会を主催
JBFA

日本のどこよりも多くの美容室が集まる町、原宿。その原宿でこのほど、「美容師の、美容師による、美容師のための」フットサル協会が発足した。秋には東京体育館で全国大会も開催するこの協会。現在は趣旨に賛同する美容師を広く募集中だ。業界の発展から社会貢献までを構想する、同協会の企画者に話を聞いた。 (3月に行ったインタビューを、加筆修正のうえ再掲)

美容師フットサル全国大会を主催 JBFA

美容師の、美容師による、美容師のためのフットサル協会

 松浦辰吉氏(=写真)は原宿・表参道・代々木などで計7箇所の美容室を営む美容家。「齢を取るごとに世の中に役立ちたい気持ちが強くなった」と語る松浦氏は、以前より盲導犬協会や薬物乱用防止を呼びかける団体に参加し、積極的な提案を行ってきた。最初に美容師のためのフットサルクラブを作ったのも、火曜定休で一般の人と休みが重ならない若い美容師に交流の機会を、と考えてのことだ。

 昨年3月、このクラブを「協会」として再編した。「美容師の、美容師による、美容師のためのフットサル協会」、JBFA(ジャパン・ビューティシャン・フットサル・アソシエーション)の設立だ。
 かつて、バレーボールといえば家電業界のお家芸と言われたように、日本のスポーツ文化を、企業の運動部が担っていた時代があった。JBFAはこれを踏まえ、「フットサルといえば美容師」のイメージ確立を目指す。その先には、男女の別なく、身近で健康的なフットサルのイメージが美容師とともに定着することが、美容師を目指す若者を増やし、「いずれは業界の裾野をも広げるはず」という構想を見据えている。

 さらに松浦氏は近い将来協会の美容師と、目が見えない人、あるいは体の一部が動かないなど障害を持つ人が一緒にフットサルをすることも計画。奇しくも同じ略称のもう一つのJBFA(日本視覚障害者サッカー協会)との提携も進めている。

 自身の美容師という職業について、「もともと我々の仕事というのは、寝たきりのお婆ちゃんの家を訪ねて髪を切ってあげたりするもの。福祉とは切っても切り離せない関係がある」と語る松浦氏。
 今や人によっては「カリスマ」と称され、きらびやかなファッション関係者のイメージの方が強いこの業界。だが松浦氏はその風潮に対しても、「昔はむしろ、純粋に人の役に立ちたいと考え美容師を志す人のほうが多かった」と否定的だ。
 「ある意味では、原宿は美容師の文化を殺してしまったのかもしれない」との松浦氏の言葉が、最後に強い余韻を残した。

■JBFA主催による美容師フットサル全国大会は以下の概要にて開催。
<参加資格>
“容師(美容学生)であること 
▲潺奪スの2チームであること(常にピッチに2名以上の女性選手が必要)
  参加費:1万円/1チーム
日時:2006年10月10日(火)
会場:東京体育館サブアリーナ


■練習は大会後も渋谷区スポーツセンターにて毎週火曜日実施。問い合わせはJBFAまで。
練習会場:渋谷区スポーツセンター
住所:渋谷区西原1-40-18
電話:03-3468-9051〜2
FAX:03-3468-9133
(問い合わせ)
JBFA事務局
渋谷区代々木1-38-1 タムラビル4F
電話:03-3370-5041

FAX:03-3370-5042

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