特集/コラム

【エリア特集】2006-10-19

パリで世界自動車ショー開催

9月30日から10月15日の約2週間、パリでは世界自動車ショーが開かれた。

パリで世界自動車ショー開催

 8つのパヴィリオンに普通車、スポーツカー、クラシックカーのコレクションなどが出展されていた。様々なコンセプトカーもさることながら、将来性のあるハイブリッドの車が注目を集めていた。

 そんな中で面白いのが、現在フランスで15万台程走っている2人乗り軽自動車。もともと田舎のお年寄りの足として活躍していたが、実はフランスではこの軽自動車は車の普通免許がいらず、しかも16歳以上なら運転することが出来るとあって、まだ普通免許を取ることが出来ない若者の人気を集めている。制限速度が時速45キロ、高速や国道は走ることが出来ず、また追い越し車線に入ることは出来ない。カブリオレなどもありカラフルでかわいいイメージだ。お値段の方は、1万ユーロ位(約150万円)と普通車の安いクラスのものと比べると多少割高いが、ガソリン1リットルで25キロ走る。

 減点されて運転免許を取り上げられてしまった人もOKとか。時間のある人、遠出をしないなら、結構いけるかもしれない。

 同様に速く走ることが出来ないクラシックカーの魅力も格別だ。気品と情緒が漂っていて見るだけで楽しい。未来の車もすごいが、クラシックカーの魅力には勝てない。

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