編集長ブログ

【時事】2009-01-22

   情熱

「情熱」。
この言葉を聞かなくなって久しいような気がする。
広辞苑によれば、情熱とは燃え立つ感情。熱した感情とある。
平たくいえば、人間を突き動かす「何か」精神的なものなのであろう。
 原宿新聞OBの2人が雑誌編集者、ルポライターへの道を選択。私からみれば、敢えて厳しい道を歩きだした。最近の風潮、とくに規制緩和後の日本は、マネーゲームまがいの拝金主義的な傾向が著しい。内容がなくとも安易な金儲け手段がもてはやされた。ご他聞にもれず、こうした動きは破綻の道を歩むのだが、何か浮ついた安易な方向に流れているような気がしてならない。
 仕事を選ぶ場合、「楽だから」「給与が高い」などの理由を否定するものではない。ただそうした受動的な意味合いから「やってみたい」「自分のためになる」など能動的な理由になってわるくはあるまい。
 上記の2人が選択したのは金銭的な理由で選べる職業ではない。何か情熱がなければやっていけない仕事だ。いま、日本人がなくしているもの。それは私も例外ではないが、燃え滾るような「情熱」。それは、寝食を忘れて取り組める「何か」ではなかろうか。

編集長ブログ一覧